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株式会社ヤマウチさんに訪問してきました(2日目)

2025/07/11

宮城県南三陸にある<株式会社ヤマウチ>さんを訪ねました。

港町ならではの潮の香りと、スタッフの皆さんの明るい挨拶に迎えられて、

ここが”海の恵みと人の想いでできた場所なのだと感じました。

山内様、佐藤様にお話を伺いました。

三陸沖で水揚げされた地物にこだわり、世界三大漁場といわれる金華三沖を望む海から、高品質の海の幸だけを厳選。

下処理から味付け、パッケージに至るまで、すべての工程をスタッフの皆さんの手で丁寧に行っています。

機械では出せない“手づくりの味”こそがヤマウチさんの原点です。

「地元によりそって、ふるさとを愛して、自然の恵みを持続的に使えるように。

そのまま食べても美味しいものに手を加えるからには、余計なものは入れたくない」

この言葉がとても印象的でした。

地元を想う気持ちと、素材への誠実さがまっすぐに伝わってきました。

試食もいただきました!

原料はすべて南三陸産。

地元宮城県の地酒<一ノ蔵>の純米酒を使用し、素材そのものの旨みを引き出しています。

燻製はすべて自社でチップを使って行われ、タコの燻製は噛むほどに旨みが広がります。

着替えて、しっかり手洗いもしてから工場に。

熟練のスタッフの方たち

南三陸のさんさん商店街

元々鮮魚店としての確かな目利き力を持つことも、ヤマウチさんの大きな強みです。

セリに参加し、自分たちの目で見て買い付けされています。

山内鮮魚店さんで海鮮丼を頂きました。

こんなにおいしい海鮮丼がこの世にあるのかと衝撃を受けました。

人生でいっちばん美味しかったです!!

訪問の途中で、震災の際に津波の被害を受けた旧防災対策庁舎も見学しました。

今も当時のまま骨組みが残されており、町の人々がどれほどの想いでこの場所と向き合ってこられたのか

言葉に表せない気持ちになりました。

震災を経て、環境を意識する漁師さんが増えているそうです。

「命めぐる町」を掲げ、次の世代に豊かな海を残そうと、日々行動されています。

ヤマウチさんの商品には、南三陸の”人と海の絆”が息づいています。

ひとつひとつの製品に、海と人、そして町の想いが込められている。

そんなあたたかさが感じられました。

私たちもこの想いと一緒に、南三陸の美味しさをお客様に届けていきたいと思います。

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